新生姜やガリがピンク色な理由

知人と生姜の話をしていて、ふと、岩下の新生姜やピンク色のガリは何で色付けしているのだろうか、と疑問に思った。「ガリ ピンク なぜ」でGoogle検索してgoogleのAIに教えてもらった

「ガリがピンク色になるのは、アントシアニンという色素が原因です。アントシアニンは、pH値によって色が変化します。新生姜にはアントシアニンが多く含まれており、甘酢に漬けると酢の中に溶け出て赤色が強くなり、自然と淡いピンク色に着色されます。」

なんと、ガリや岩下の新生姜がピンク色なのは含まれているアントシアニンが原因だったのだ。

私の好きな花に早朝朝早く咲いたときには真っ白でその後夕方にかけてピンク色になり一日でしおれてしまう酔芙蓉という花がある。この花がピンク色になっていくのは花に含まれているアントシアニンが紫外線に当たり変色していくのがその理由。変色の原因物質は酢と日光と異なるが、アントシアニンの変色がその理由だったとは。

AIは更に

「アントシアニンは、目の健康維持に効果的で、ブルーベリーや黒豆の代表的な栄養素です。また、抗酸化作用(悪玉の活性酸素を排除する)の働きにより心疾患や動脈硬化などの予防に有効とされるポリフェノールの一物質です。」

と答えてくれた。これについてはまた後日。

更に

「既製品のガリは古根で作られているため、ピンク色のガリは食紅で着色されている場合がほとんどです。白色のガリは次亜硫酸ナトリウムで漂白処理したものである場合が多いです。」

え?結局着色されてるの?岩下の新生姜のサイトで原材料を確認したところ、

「岩下の新生姜® 80g 商品詳細
原材料名名称しょうが酢漬原材料名しょうが(台湾)、漬け原材料〔食塩、醸造酢、酒精、たんぱく加水分解物〕/調味料(アミノ酸等)、酸味料、野菜色素、キトサン、ホップ抽出物、(一部に大豆を含む)」

と野菜色素を使っている記述が。着色してあったのか。しかも、お寿司屋さんなどで見かける白っぽい生姜は逆に漂白処理したものだったとは。

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